top of page

令和6年6月定例月議会・一般質問その2

2.フィンランド訪問事業について

(1)事業実施に至った経緯と事業の目指す目的について

 6月1日に国際交流推進講演会が開催され、その中で7月に石垣市長がフィンランドを訪問する旨のお話がありました。

 また、本年3月14日の北海道新聞には、根室市が根室産業クラスター創造研究会に、サウナ文化普及を目的とする研究グループを本年度立ち上げる案を示したとの記事が掲載されており、4月15日の研究会の総会でこの研究グループを立ち上げ、今年度の事業としてフィンランド訪問事業が決定しています。

 アダム・ラクスマンが根室港で越冬、その際の記録として、スケート、紅茶、そしてサウナが日本で最初に伝わったとされており、この歴史事実を活かした取り組みの検討がこれまでも、何度かあったもの認識しております。

 この度、石垣市長、そして、根室産業クラスター創造研究会の研究グループのメンバーのフィンランド訪問が予定されておりますが、事業実施に至った経緯と事業の目指す目的等について、市長のお考えを伺います。


【市長答弁】

・令和3年11月に、現地在住日本人で元サヴォンリンナ市議会議員の方が、翌年4月開催のアダム・ラクスマン来航230年を記念した「ラクスマン展」の資料収集等のため来根。

・その際、今後もラクスマンや大黒屋光太夫の歴史的な繋がりを共有していきたいとした、サヴォンリンナ市長からの展覧会への招待状が届けられた。

・コロナ禍でもあったことから、祝辞を送り、欠席とした。

・また、令和5年2月にも、同年9月開催の 「ラクスマンと大黒屋光太夫展」への招待を受けたが、日程調整が付かず出席を見送り、親書を送った。

・この度、3度目となりますが、本年7月27日のアダム・ラクスマンの父であるキリル・ラクスマン生誕日に開催される式典等への招待を受けたことから、これに合わせ、訪問することとした。

・訪問を前に、先日、駐日フィンランド大使館を訪れ大使と懇談をした。

・大使からは、「訪問を機に良い協力関係が生まれることを願っています。」とのお話もいただいた。

・今回の訪問を通じて、歴史的な繋がりのあるキリル・ラクスマンの生誕地フィンランド・サヴォンリンナ市との友好を深めた。


【意見等】

・アダム・ラクスマン来航の根室市に、アダム・ラクスマンの父であるキリル・ラクスマン生誕の地、フィンランド・サヴォンリンナ市から3度の招待があり、今回の訪問に至ったとのご答弁については、理解しました。

・歴史的な繋がりあるフィンランド・サヴォンリンナ市との友好を深めるとのことですが、我が街としても、この機会にアダム・ラクスマンの来航、越冬の地である、この歴史を活かした取り組み、活動も様々な角度から検討する良い機会と考えます。是非、取り組んでいただきたい。


 

(2)根室産業クラスター創造研究会の取り組みと支援について

 産業クラスター創造研究会の新たな研究グループの事業推進に対して、組織の立ち上げの提案、1千5百万円の本年度事業費に対し、6百万円の市負担金や道の地域づくり交付金3百万円を予定、更には、石垣市長を含め5名の、この事業に対するアドバイザー配置、加えて、事務局を市の総合政策部長が担う等、これまでの根室産業クラスター創造研究会の様々、かつ、地道な研究グループ活動、目的でもある新しい地域産業のシーズ・芽を探し、その可能性を考える取り組みとは、大きく異なる研究グループ創設と感じます。

 産業クラスター創造研究会のこれまでの取り組みに対する市としての役割等に対する考え方も含め、本事業のような市が提案、組織化、アドバイザー配置、加えて事務局を担い、多額の財政支援を行う取り組みについて、市が、どの様な役割を担うべく、提案から、組織の立ち上げ、財政支援の措置を判断されたのか、市長のお考えを伺います。


【市長答弁】

産業クラスター創造研究会に対する支援について

・産業クラスター創造研究会が本年度、国内のサウナ発祥地として、まちおこしを開始したことは、これまで温泉資源に恵まれてこなかった地域の新たな魅力づくりに繋がるものと期待を寄せている。

・市では、この間、専門家を招き、先行事例や歴史的背景に触れる勉強会等を開催、気運醸成を図るとともに、本年4月からは調査研究に必要な財政措置を講じるなど支援を行っている。

・また、先般、民間事業者をはじめとする関係者が(研究会の新た研究グループとして)設立した「サウナ伝来の地・根室まちおこし研究グループ」には、私も、市議会議長や駐日フィンランド大使館の方々などと共にアドバイザーとして参画。

・7月に予定している、世界遺産フィンランドのサウナ・カルチャーについての現地調査や、今後、研究グループが構想する、施設の整備や誘致を含めた事業構想の検討などと連携。

・産学官金が一体となって、地域の振興に繋げていけるよう取り組む。


【再質問要旨】

・この事業に反対するものではありませんし、個人的には応援する側です。

 ・お聞きしたいのは壇上で述べましたとおり、これまでのクラスター創造研究会の様々、かつ、地道な研究グループ活動、新しい地域産業のシーズ・芽を探し、その可能性を考える取り組みとは、大きく異なる研究グループの創設と感じておりますので、これまでのクラウスー創造研究会の取り組みに対して市がどの様な役割を果たしてこられたのか、その評価等について、改めて、お伺いします。

・更には、この大きなプロジェクトは、クラスター創造研究会の研究事業の一つ先、見つけた地域のシーズ・芽を産学官連携で育て上げ・磨き上げ事業化を目指すレベル事業の様に見えます。

・その設立を市が提案、組織化、市長を含め5名ものアドバイザーを配置、事務局が市、そして多額の財源措置がされたわけです。

・産業クラスター創造研究会のこれまでの枠組みを遥かに起こる事業規模ですが、今後は、市民有志から、この規模の企画提案があれば、根室産業クラスター創造研究会に対して、更には、クラスター以外の市民有志の取り組みに対して、市として、同様の枠組みの支援等を行うのか、見解を伺います。


【再質問市長答弁要旨】

・根室産業クラスター創造研究会では、平成11年の設立以来、新産業の創出を目的として、未利用資源の活用等20のテーマについて研究活動が行われている。

・この間、市は、運営事務局の役割を担うとともに、財政支援を講じる中、クラスター活動の推進に寄与してきたものと評価している。

・先般、産学官金の各分野の関係者が参画し、サウナをテーマとする研究グループが活動を開始。

・これまでも、個人の呼びかけで研究グループを立ち上げた例や、実施的に、金融機関や観光協会が組織的に運営をけん引してきたグループなど様々な形で活動が行われてきた。

・それぞれの研究に要した期間も2年から10年以上に渡るものなど様々である。

・この間、一つの研究テーマに30万円から700万円規模の財政支援を講じてきた。

・市としては、こうした研究活動を通じて、アイディア出しで終わることなく、着実に事業化へ向けて実行に移す人、いわゆるプレイヤーの育成にも期待している。

・活動する方々の主体性と実行力のほか、自己資金による負担んの有無なども含め総合的に考慮しつつ、今後とも研究環境の充実や、財政措置などによりクラスター活動がより一層推進され、所期の目的が達成できるよう、支援をしていきたい。

・クラスターの枠組み外でも、企画内容によっては、支援を考えたい。特に、女性の参加、取り組みを期待している。

ドライサウナ(フィンランド式サウナ)

Comments


bottom of page