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執筆者の写真toshiharu honda

10月定例月議会代表質問その6


(1)教育・文化・スポーツ関連施設の整備について

【質問】

 所信表明では、この教育・文化の項目において、ハード面の整備に関するお考えが多く示されました。教育・文化・スポーツ関連施設の整備に関しては、人口減少を見据えたなかで機能性や施設の老朽化等を考慮の上、計画されているものと思いますが、石垣市長は、どの様な方針をもってその整備推進を行うお考えなのか、課題認識も含め、見解を伺います。


【市長答弁】

 公共施設の整備にあたっては、長寿命化等による財政負担の軽減、平準化及び最適な配置を目指す方針であり、また、施設の更新等にあたっては、市民ニーズや長期的な視点に立った施設の在り方を的確に見極めつつ、社会情勢の変化等を踏まえた検討が必要であると認識している。

 こうした基本的な考え方の下、多くの市民が利用する教育・文化・スポーツ関連施設の整備に当たっては、教育委員会とその方向性を共有し、 政策会議や総合教育会議等の場を通じて、市民ニーズや緊急度、優先度などを整理するととともに、市民の意見を反映した整備計画を策定、市民一人ひとりが生涯を通じて学び、活躍できる多様な機会を提供し、豊かな心と感性を育むまちづくりに繋げたい。

 

(2)次に、芸術・文化・スポーツ活動充実のための支援策とその継承のための取り組みについて

【質問】

 「まちづくりは人づくり」、そのためには教育・文化への取り組みが重要であるとのお考え、私も大切な考え方だと思っております。

 この分野の事業推進に当たっては、ハード・ソフト両面からバランスの取れた施策展開、特に、ソフト面では様々な分野、そして、幅広い価値観と未来志向、将来ビジョンを持ち、粘り強く、継続する取り組みが必要であり、支える人材育成も重要です。

 その様な視点から、芸術・文化・スポーツ活動充実のための支援策とその継承のための取り組みについて、これまでの取り組みに対する評価を含め、新たな4年間どの様な姿勢で、このテーマに取り組んでいかれるのか、お考えを伺います。


【市長答弁】

 コロナ禍により市民生活においては、文化やスポーツ活動が制限されておりましたが、 現在は、「ウィズコロナ」の考え方に立ち、 それぞれの活動の再活性化を目指し、イベント開催に係る経費負担の支援、 芸術・文化の鑑賞機会の充実を図るほか、 SNSなどを活用した情報発信などに取り組んでいます。

 「まちづくりは人づくり」との考えの下、 引き続き、生涯学習の推進と、芸術・文化・ スポーツ活動を促進するため、 次代を担う子どもたちの活動の支援、伝統文化を未来へ保存・継承する取り組みを後押しするなど、これまで培ってきた 「故郷・根室」に対する市民の「誇り」と 「愛郷心」を大切に育み、豊かな心と感性を育てるまちづくりを進めたいと考えています。


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