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執筆者の写真toshiharu honda

令和5年9月定例月議会・令和4年度決算審査/市民交通傷害共済会計

9/28 令和4年度市民交通傷害共済会計決算審査が行われました。

決算審査用に準備した資料等をベースに質疑内容も含め会計の状況を整理しました。この会計の審査では、令和4年度当初予算審査で、予算措置のあり方、関連基金の不備等の指摘があり、これまでも様々な提案についてい、都度、議論しつつ取り組んできた経緯がありましたので、会計の状況確認も含め、意見を述べました。


共済の加入状況

年齢別加入状況・加入率(令和5年3月31日現在)

※働く世代の加入率が低い


共済会費収入の推移 

※5年間で、△1,121,200円 △16.78%


済見舞金の実績

※令和4年度は、13件 2,115,000円


交通安全対策費について 


市民交通傷害共済基金の推移について

※令和2年度の交通安全指導車整備、令和3年度からスタートした交通安全啓発備品の措置により基金は減少に!

※令和5年度からは人件費についても、市民交通傷害共済会計で負担することにはり、基金取崩額が倍増、積立は見込めない状況なった。


これらの状況並びに令和4年度当初予算審査で議論となった点を踏まえ次の点についてい意見を述べました・


令和4年度当初予算審査の論議を踏まえて

・交通安全対策事業の在り方の検討が必要

・共済加入者だけの事業で良いのか?(現状は、チャイルドシート購入助成、ハイヤー乗車券支給、運転経歴証明書交付手数料助成事業は、共済加入者のみが対象であるが、全ての希望者を対象とする事業であるべきであり、一般会計が措置すべき事業では?) 

・基金を含め共済会費を交通安全対策事業に充当することの法的根拠も含めた可否の判断が必要

・一般会計が行うべき交通安全対策事業と市民交通共済特別会計が行うべき事業の精査が必要


令和5年度予算で人件費負担が新たに措置された点について

・令和5年度予算総務管理費は5,674千円になり、この額は共済会費収入を上回る額である。

・この会計が70,000千円を超える基金を積み立てることができたのは、そもそも、人件費を一般会計が負担することとしたからではないか?(過去の経緯)


これらの点を踏まえ今後の方向性として

【意見として】

・交通安全対策費をこの会計で持つのか否かの判断を早急に行い、次年度予算までには結論を!

・この会計が行うべき交通安全対策事業を限定する必要があるのでは?

※令和4年度当初予算審査での議論、更には、ハイヤー乗車券支給当初の議論(共済加入者のみを対象にするこに問題あり→一般会計で措置すべき事業)を、再検討すべき。

・加入・未加入に関わらず必要とする交通安全対策事業については一般会計へ

・この会計で交通安全対策事業を措置するのであれば、市民交通共済条例等関係条例の改正を早急にべきである。

・次年度からは様々な問題点が整理されい、健全な会計運営、市民にとってい一番望ましい、交通共済、交通安全対策事業となるよう全力で取り組んでいただきたい。

【要望事項として】

・この事業を継続するのであれば、子どもたちの共済会費を「8っ目の無償化事業」として市費負担を検討できないか? 全ての子どもたちへのサービス提供であれば、この会計での交通安全対策事業も可能(条例改正は必要)であり、学校や窓口での加入手続き等諸手続きの簡素化にもなるものと考えますので、是非、検討いただきたい。

・また、令和5年度予算措置した人件費の会計負担についても再精査を!

以上

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