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令和5年2月定例月議会・代表質問その7

7. 地域交通の維持・確保のための取り組みについて

【質問】

 主要施策の一つとして地域交通については、子育て支援を通じた公共交通の利用促進策、落石域地区での通学や通院時の交通弱者の利便性向上や市街地でのデマンド交通の実証実験等持続可能な公共交通の維持・確保に繋げる取り組みを掲げておりますが、これらは、昨年4月に設置された根室市地域公共交通確保対策協議会において、策定作業が行われている「地域公共交通計画」に基づく取り組みと考えてよいのか、この計画の策定作業の進捗状況等も含め、地域交通の維持・確保のための取り組みについて、市長のお考えを伺います。


【答弁】

 先般、最終案の策定に向け市内バス路線の乗降調査のほか、市民アンケート調査、地区別の市民意見交換会、子育て世代や高齢者のヒアリング調査結果に基づき、対策の方向性を示す「計画素案」を取り纏めた。

 近く、5回目の協議会を開催し、計画案を承認いただいた後、議会への説明、パブリックコメントを実施する予定である。

 具体的な取組みとしては、「子どもと高齢者にやさしく持続可能な公共交通体系の構築」を基本方針として、5か年計画で交通弱者を支える公共交通体系の検討や利便性の高い公共交通体系サービスの継続などを取り進めたい。

 市民ニーズに応じた運行ダイヤへの見直しや運行ルートの検討などのほか、AIデマンド交通、MaaS(マース)(検索・予約・決済を一括で行うデジタルサービス)、バスロケーションシステムなど、 ICT技術の活用、落石地区における高校・病院直行バス運行による利便性向上実験、18歳以下の公共交通の無償化、遠距離通学費の助成などを計画的に取り進め、持続可能な交通体系の確保に努める方針である。


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