根室市水道事業会計予算審査準備資料より(参考)
1.収支状況について
※H31/4の料金改定(平均14.8%)を踏まえた収支改善の状況について
P32
・営業収益 790,893千円(803,098千円 △12,205千円 1.52%減)
※内給水収益 770,355千円(786,127千円 △15,772千円 2.01%減)
※給水収益の推移の見通しについて
P33
・営業外収益 182,775千円(181,346千円 1,429千円 0.8%増)
※一般会計補助金の今後の見通し
R1-R5 5か年間は補てん(料金改定分)
→水道料金補助金 42,886千円 (料金改定6.7%相当分)
・供給単価
H30年度 231.22円
R1年度 271.41円(対前年度 40.19円 17.4%増)
R2年度 271.91円(対前年度 0.50円 0.2%増)
R3年度 270.62円(対前年度 -1.29円 0.5%減)
R4年度 277.90円(対前年度 7.28円 2.7%増)
・今後の収支見通しについて
※再値上げの可能性及び対策について(R7年の利益剰余金?)
※単年度収支均衡を図るための給水収益の目安(料金改定でどの様に改善されたのか?)
※水道事業は水道料金で賄う チェックは有収水量と給水人口の推移
P40
2.建設改良事業について
ねむろのみずより 水道ビジョン
H27年時点の固定資産総額144億円 この更新費用 272億円
法定耐用年数40年で割り返すと 一年あたり6.8億円が必要
更新する資産の限度や耐用年数を見直し1年に係る費用の圧縮につとめた更新計画を策定
↓
H30年度以降5億円程度の施設改良費が計上されている。
内資本的終始建設改良費
R1年度 394,214千円(決算)
R2年度 381,777千円(決算)
R3年度 397,680千円(決算見込み)
R4年度 371,425千円(予算)
管路延長 令和元年度末
配水管 264.6Km 導水管 12.6Km 送水管 5.6Km 計282.8Km
(R2末284.1Km)
(R3末286.2Km)
管路の経過年数 令和元年度末
40年以上(法定耐用年数超過) 58.0Km 20.5%
(R2末 59.0Km 20.8%)
(R3末 58.8Km 20.5%)
建設改良費の計画は 平成29年9月策定「上水道施設整備計画基本方針」がベース
施設の重要度・緊急度・老朽度を総合的に検討評価
整備費用は年額4億1千9百万円を基本に試算
管路の更新は
・敷設年数、管種、老朽頻度等をもとに実施個所を選定
・基幹的管路での事故や濁り水の発生被害の大きい地区、管路の接続の多い地区、配水系統の複整備地区等の箇所を選定
・道路改良工事など他の事業の関連工事と併せて更新(工事費の削減を図る)
※上水施設等は電気計装設備・機械設備の延命化を図り設備個所を設定
3.桂木浄水場の水処理棟の更新について
耐震化が遅れいている!
水道ビジョンでは令和6年までの更新方法を決定
配水池等のダウンサイジングも併せて検討
4.水道料金等水道ビジョンに基づく業務のアウトソーシングについて
P36 水道料金等徴収管理業務委託料 60,588千円(令和元年度から令和5年度までの債務負担行為事業)
目的
持続可能な経営に資するため、料金徴収や滞納整理業務などを委託することにより経費の節減を図る。
水道料金に係る検針から徴収・整理までの一体的な管理及び業うの遂行により市民サービスの向上につとめる。
業務内容
窓口受付業務・水道メーター検針及び水道料金計算業務・料金出納及び未収金管理業務・電算処理業務・施設巡回点検点検業務・船舶給水施設巡回点検業務・異常水量(漏水)調査業務・その他附帯業務など
5.経営全般の改題認識と解決に向けた取り組みについて
【経営戦略では】
・令和元年度に実施した料金改定の効果により収支状況は改善
・料金改定の算定期間である令和5年度までは年間平均140,000千円の純利益を確保
・令和5年度末までには内部留保資金277,644千円まで増加
・令和6年度以降は一般会計からの補助金(料金改定6.7%相当分 4千万円)が減額になることにより、単年度収支が赤字に転じるため、令和11年度には資金不足になる。
※料金改定の検討が必要になる
水道事業事業会計のチェックポイント
●水道設備の更新計画について(経営戦略)
更新延長の目標(安心安全な水道水を安定的に供給するため老朽化管路更新)
令和3年度から5か年 更新延長 14,81km
令和8年度から5か年 更新延長 14.91Km
建設改良費の計画は 平成29年9月策定「上水道施設整備計画基本方針」がベース
施設の重要度・緊急度・老朽度を総合的に検討評価
整備費用は年額4億1千9百万円を基本に試算
管路の更新は
・敷設年数、管種、老衰頻度等を下に実施個所を選定
・基幹的管路での事故や濁り水の発生被害の大きい地区、管路の接続の多い地区、配水系統の複数化地区等の箇所を選定
・道路改良工事など他の事業の関連工事に合わせて更新(工事費の削減を図る)
※上水施設等は電気計装設備・機械設備の延命化を図り、設備個所を選定
更新計画の考え方のベース(ねむろの水より)
・全ての資産を更新する更新費用は約272億円
・法定耐用年数40年で割り返すと1年間あたり約6.8億円
管路延長 令和元年度末
排水管 264.6Km 導水管 12.6Km 送水管5.6Km 計282.8Km
管路の経過年数 令和元年度末
40年以上(法定耐用年数超過)58.0Km 全体の20.5%
●収支計画について(経営戦略)
収益的収支
・令和元年度に実施した料金改定の効果により収支状況は改善
・料金改定の算定期間である令和5年度までは年間平均140,000千円純利益を確保
・令和5年度末までには内部留保資金277.644千円まで増加
・令和6年度以降は一般会計からの補助金(料金改定6.7%相当分 約4千万円)が減額等により単年度収支が赤字に転じるため、令和11年度には資金不足に
※料金改定の検討が必要にはる!
●桂木浄水場の水処理棟の更新について
・水道ビジョンでは令和6年度まで更新方法を決定
・配水池等のダウンサイジングも併せて検討
根室市のマンホール蓋(四島のかけ橋)です。
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