教育施策について/令和8年2月定例月議会代表質問
- toshiharu honda

- 1 時間前
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学力向上への取り組みとその評価について
【質問】
新しい根室市教育大綱の基本理念として「インクルーシブ社会を築くレゴブロック型資質・能力の育成」が掲げられ、児童生徒の学びは、一人ひとりが、自分にふさわしい学び方を自ら選択し、試行錯誤を重ねながら達成感をあじわうことができる学習活動を推進するとのことですが、この「自分を主語とした学び」について、どの様に評価され、学力の向上度合いを確認、児童生徒や家族にフィードバックされるのか、また、子供たちが目指す目標の到達度の見極め、一人ひとりの目指す目標に対して、きめ細やかかな確認、指導が必要になると考えますが、大綱に示された教育理念に基ずく、学力向上への取り組みと、その評価の手法・あり方について、教育長のお考えを伺います。
【教育長答弁】
・教育行政方針にも示しているとおり、「自分を主語とした学び」の深化に向け、子どもが主体的に学びを舵取りする姿勢を育み、ICTを最大限活用しながら、個々の習得状況に応じた個別最適な学びと多様な他者との対話を通じた協働的で深い学びを一体的に推進する。
・昨年の根室高校の卒業生たちが、校舎が使用できなくなった際に、自分たちで勉強する場所を求めて、主体的に学びに取り組んだ結果、自分の持てる最大限の力を発揮して難関大学等の合格を手にしたことは、根室市教育大綱の基本理念に掲げた、自分に最もふさわしい学び方を自ら選択し、試行錯誤を重ねながら達成感を味わうことができるインクルーシブ教育の推進が、学力向上に資することを証明してくれたと感じている。
・既に、道立高等学校入学者選抜の推薦入学においても、従来の成績優秀者を推薦する方式から、受験者がそれまでの学習経過や成果等を基に自ら応募する自己推薦へと変更となったことに加えて、大学入試も総合型選抜の割合が増えており、学力以上に、目標に向かって自ら考え、行動する主体性が求められていることから、自分を主語とした学びが深まるようきめ細かな指導の実現を図る。
・また、子どもたちに、様々なことを満遍なく教え込み覚えさせる教育から、必要な知識・情報を自らのものとする「学」ぶ「力」が求められており、その育成のため、校長・教頭・教諭の代表と教育委員会で組織する「学力向上プロジェクト推進会議」や教員による研修組織「根室市
学校連携教育研究会」の取組として、大学教授を招いた研修会を開催するなど、児童生徒に対する指導方法の工夫・改善を図っており、引き続き、市全体の学力向上等に繋げたい。
【再質問準備項目】
※再質問用に準備した原稿(質疑記録は議事録システムの対応をお待ち下さい)
【再質問】※質疑時間の関係上発言せず
「自分を主語とした学び」の深化にむけ、個々の学習状況に応じた個別最適な学びと多々な他者との対話を通じた行動的で深い学びを一体的に推進するというお考えや大学入試においても総合型選抜の割合が増えきているといった状況もわかりましたが、小学校1年生から高校3年生までの12年間、本人が、また、家族が、「自分を主語とした学び」の成果や目指すべき目標への到達度合い等をどの様に評価し、目標達成に向け取り組むのか、その指導もそれぞれ異なるわけですから、これまで以上に児童生徒と指導する教員、そして家族の連携が重要になってくると考えます。
指導方法の工夫・改善を図りつつ市全体の学力向上に繋げるためにも、児童生徒、成長を見守る家族にどの様に学校が、教師が向き合うことになるのか、具体的な事例も含め、その手法について説明いただきたい。
GIGAスクール構想と教育の情報化について
【質問】
2019年にGIGAスクール構想が示され、小・中・高等学校での児童/生徒1人1台の端末利用やネットワーク環境が整備され、デジタル教材の活用やオンライン授業が推進されてきました。
根室市においてもコロナ禍の経済対策事業として一人一台タブレットの整備が行われ、この3月の春休み期間中に全ての機種が更新されますが、この第1期のGIGAスルール構想期間の取り組みをどの様に評価されているのか、課題点等に対する考えむ含め、見解を伺います。
また、この間、国の「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」やGIGAスクール構想の下での校務DXとして、教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指す取り組みなども示されてきましたが、校務のDX推進も含め、新たなタブレット整備のもと、どの様な教育の情報化、DXを推進されるのか、教育長のお考えを伺います。
【教育長答弁】
・根室市のGIGAスクール構想の取組については、令和2年度に一人一台端末と通信環境の整備を実施して以降、全ての学校においてICTを活用した学習環境の整備を進めてきたところであり、授業におけるデジタル教材の活用や協働的な学びの充実、家庭学習との連動など、学びの方法の多様化が進んだほか、コロナ禍においてもオンラインによる学習の機会が確保できたことは大きな成果であったと評価している。
・課題として、教員のICT活用指導力のさらなる向上、通信環境の安定化などの環境整備に加えて、健康や情報モラルなどICT活用のリテラシー向上について、学校と家庭が連携した取組みが求められています。
・こうした成果と課題を踏まえ、根室市では、令和6年度から令和10年度までを期間とする「根室市学校教育情報化推進計画」を策定。
・ICTを単なる機器の活用にとどめず、学びの質の向上と児童生徒の資質・能力の育成、さらには校務の効率化による教職員の働き方改革も含めて、国の動向を注視しながら、教育DXを推進していく考えである。
【要望事項】※質疑時間の関係上発言せず
令和4年12月に文部科学省から示された「学校教育情報化推進計画」、学校教育の情報化に関する基本的な方針の中で、ICTを活用した児童生徒の資質・能力の育成、教職員のICT活用指導力の向上と人材の確保、ICTを活用するための環境の整備、ICT推進体制の整備と校務の改善といった取り組むべき具体的な施策の方向性も示されていますので、教育におけるICT化に関しては、この国の方針、並びに、根室市DX計画に沿いながら計画推進に取り組んでいただきたい。
学校図書館の機能充実について
【質問】
教育行政方針のなかで、図書館活動として、図書館司書の学校への派遣、読書センター、学習・情報センターとしての学校図書館の機能充実、児童生徒が安心感を持って読書や学習に取り組むための居場所づくりを進めるとの考えが示されていますが、学校図書館について、どの様な環境整備を想定されているのか、全ての学校図書のデータベース化なども含め、具体的な計画を示し、横連携・機能強化に取り組む必要があると考えますが、見解を伺います。
【教育長答弁】
・現在、学校図書館には、市の図書館司書が定期的に訪問し、書籍の展示や運営を行う「学校図書館巡回図書事業」や「学校図書館ステップアップ事業」として、購入図書の選定や図書室の環境整備の支援を行っている。
・「学級文庫ブックバンク事業」、「読書推進学校等訪問事業」により、子どもたちが本に親しみ、読書意欲を高める施策を推進しています。
・また、学校図書館は、単なる読書の場にとどまらず「読書センター」、「学習・情報センター」として、児童生徒の主体的な学習活動を、豊富な資料と多様なメディアで支えるとともに、調べ学習に不可欠な資料を備え、情報の収集・活用能力を育成する場であり、国が定める学校図書館図書標準によ学級数に応じた蔵書目標数などを踏まえ、環境整備に努めてきた。
・今後も、学校現場のニーズを丁寧に汲み取りながら、計画的な図書の更新や環境整備を推進し、 子どもたちが安心感を持って 読書や学習に取り組むことができ、 異年齢との関わりを持つことができる居場所づくりを進めるとともに、これからの時代に向けた学びを支える拠点として、各学校の図書館の機能強化について検討しいと考えています。
【再質問】※質疑時間の関係上発言せず
図書館の機能について今回提案型で質問させていただきましたが、この国の「学校教育の情報化に関する基本的な方針」、ICTを活用するための環境の整備の中で、学校図書館は、公共図書館等との連携を図りながら、電子書籍を含めたICTの活用を進め、「学習センター」「情報センター」としての機能の充実を図るとともに、学習活動における学校図書館の積極的な活用を進めていく必要があるとされています。
ICTを活用する学校図書館の環境整備という視点からの見解について、改めて、伺います。
部活動の地域展開について
【質問】
このテーマについては、12月定例月議会で詳しく質疑しておりますが、
将来的な部活動の在り方を検討する組織として「根室市部活動地域展開検討委員会」において、様々な立場の意見を聴くとのことですが、それぞれの部活動で、その成り立ちや保護者会・教員・コーチの考えが異なるという状況の中で、この組織はどの様な役割を担うのか、また、新年度、どの様な部活動の地域展開を目指すのか、併せて、時間をかけた準備、ロードマップを示し、課題解決に取り組む必要があると考えますか、今後の事業の展開について、改めて、教育長のお考えを伺い、壇上からの質問といたします。
【教育長趙弁】
・本年1月に、様々課題に向き合い、将来的なスポーツ・文化芸術活動に向けて検討を進めるため、学校やスポーツ、文化の関係団体などから推薦を頂いた11名の委員で構成する「根室市部活動地域展開検討委員会」を設置し、今後の地域展開についての課題やその解決策等について協議を進めていくことを確認した。
・会議の中では、上手にしたい指導者側と楽しんでやりたい子どもたち側の認識の ギャップや活動場所の確保、送迎の負担、また、地域展開に対しての認知度向上について、意見をいただいた。
・改めて、地域展開を画一的に進めることが難しい様々な課題があることを確認し、まずは各部活動の状況に寄り添いながら、個別に地域展開をする必要性を共有した。
・今後は、会議での意見をもとに、市民皆さんに地域展開への理解を深めていただくための周知を図り、地域で支える取組みとなるよう環境を整える。
・ 現在、19名の地域クラブ活動指導員により、「試行」として休日に活動しているソフトテニス、サッカー、バスケットボールの三種目の活動を継続しながら、実施種目の拡充に向けて関係団体との協議も進め、指導者や学校、生徒、保護者の考えなども伺い、国が掲げる令和13年度末までに休日の学校部活動の地域展開を目指すとともに、指導者等の体制が整った活動から平日の実施も行いたいと考えている。
【再質問】※質疑時間の関係上発言せず
部活動の地域展開については、学校教育がめざす教育の方向性を指導者となる市民皆さんにも理解していたくこと、ギャップを埋める作業が重要ですし、場所の問題、送迎の在り方等々部活動地域展開検討委員会での意見やスポーツ・文化問わず各実施種目に参加してくださる市民皆さんと時間をかけて検討を重ねていただいたいと思います。
その為にも令和13年度までのロードマップを示し、様々な課題を一つひとつ解決され、児童生徒ファーストの展開に努めていただきたい。(お考えがあれば)
昨年、北斗小学校のCS(コミュニティ・スクール)活動で放課後教室の講師を担当しました。 毎年11月に行われる音楽大会の最後に演奏する交響組曲「北国讃歌」小学生から高齢者まで世代を終えて50年以上演奏を続けています。地域全体で支える取組の一例。







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