根室市病院事業会計予算審査準備資料より(参考)
P94 令和4年度の入院外来患者数・収益の積算対する基本的な考え方について
①診療科別の患者数・一日一人当たり単価の積算について
チェックポイント
・患者数の積算根拠や考え方を確認
・一人当たり単価の積算根拠※診療報酬改正の反映はあるのか(→踏まえてない)
・入院 整形外科を除き大きく単価UPした理由、泌尿器科の入院皆増理由(→常勤医師着任)
・外来 小児科の患者増(→川上小児科医院の閉院)、外科、脳神経外科の単価減
診療行為別の増減要因について
・入院 注射料、手術料及び処置料の増益理由
コロナ禍における地域包括ケア病床の状況についても状況確認及び今後在り方について
P95 一般会計負担金・補助金について
医師確保対策経費 448,866千円 (前年度 64,839千円 16.9%増)理由確認
→この経費は類似団体と比べた給与面での優遇措置等に予算措置をした分について、類似団体との平均値との差額分を補助する仕組み。
この財源措置対策として過疎債のソフト事業として起債発行をしています。(新年度は113.900千円) 不採算地区病院の運営補助金 142,508千円(特別交付税措置)
→国の地域医療対策の充実施策により基準病床数からみて少ない病床数で運営している医療機関に対しての措置が上乗せされた。
収支均衡を図るための補助金 349,466千円 (これまでの状況と今後の目標値)
基準内繰入の裏負担分に対するふるさと応援寄附金の活用について
→ これは特別減収対策企業債 333,700千円の発行ができたため
一般会負担金・補助金全体では
※病院事業会計支出金 1,749,231千円 前年度予算額1,681,478千円(67,753千円 4.03%増)
※令和4年度は17億5千万の繰出金の財源としてふるさと応援・地域医療安定化基金から13億円、繰出額の実に74.3%相当が予定されている。
※病院事業会計の運営に当たっては、地方公営企業法に基づく繰出し基準があり、最低でもこの繰出基準額に見合う国にからの支援措置が必要。
※病院事業会計に対する普通交付税、特別交付税並びに国庫補助金や地方債の発行等、それぞれ、どの程度となっているのか確認。
参考
※普通交付税は、病床割、救急告示病院分、事業割(病院事業債の元利償還の25%)
※特別交付税は、下記の体制について措置されている。
・不採算地区病の許可病床数に対する一定ルールに基づく算定
・リハビリテーション専門病院病床
・周産期医療病床
・小児科医療病床
・小児救急医療提供病院
・小児救急医療提供病院
・救命救急センター
P97 給与費 P111 級別職員数について
・医師、看護師、コメディカルの4月1日に配置見込と充足状況について
医師 常勤医師 18名 、嘱託 3名
看護師の状況 外来・病棟の充足状況の確認、目標値のチェック、若年層の離職状況とその対策について
医療技術職の状況
※採用計画についてもチェックを
・報酬予算措置
非常勤医師
医師
看護師・准看護師 ※会計年度職員との違いは?
医療政策特別顧問 2,400千円
P98 材料費 794,373千円 (前年度 134,594千円 20.04%増)の理由確認
薬品費
投薬薬品 120,511千円(22,090千円 22.44%増)
注射薬品 302,334千円(68,028千円 29.03%増)
診療材料費
診療用材料 280,350千円(33,571千円 13.60%増)
検査試薬 87,178千円(10,905千円14.30%増)
P98-P100 委託料
①内人件費関連委託料の状況について
・総合管理業務委託 75,887千円
・入退院d医療及び外来医療事務委託 102,564千円
・給食業務委託 47,520千円
・育児室業務委託 14,178千円
・SPD及び購買購買代行ご有無委託 35,035千円
・総合医療情報システム要員派遣委託 13,398千円
※アウトソーシングの経営効果について
②医療機器等、各種システムの保守点検委託料の現状と軽減対策について
※医療機器の経過年数と更新計画についても
※医療機器等の保守点検委託料の見直しへの取組と現況委託料について
P100 使用料及び賃借料
①医療情報システムの状況?
現行システムの評価について
DXへの取り組みの必要性等についての検討状況
RPAの調査研究の必要性
院内ネットワークの状況について
②建物借上料 39,519千円(前年度 △4,968千円 11.42%減)
医師及び医療従事者の住宅借上状況について内容を確認
PFI等による住環境整備について
P100 負担金補助及び交付金
資格取得等支援金 2,600千円 のこれまでの実績
※資格取得研修の状況と取得状況と経営上の効果額について
P103 資産購入費について
機器及び備品購入費 120,000千円
リース試算購入費 60,513千円
※それぞれのそれぞれの内容確認
※医療機器の経過年数等の状況と今後の整備計画について
全体として
・経営改善への取り組み状況と公表の在り方について
・経営改革への取組体制と取組状況(活動実績)
・令和元年度以降に新たに取り組んだ経営改革項目と効果額について
・損益分岐点について(当初予算ベース)
・各種経営指標のチェック
経常収支比率
累計欠損金比率
経常収支比率
医業収支比率
病床利用率
職員給与費対医業収支比率
入院患者一日一人当たり収益の類団比較
外来患者一日一人当たり収益の類団比較
材料費対医業収益比率
・特別減収対策企業債について
・医師の時間外労働規制についての考え方と病院としての取り組みについて
・マイナンバーカードの健康保険証利用への対応について
・公立病院医療提供体制確保支援事業への参加検討につい
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