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地域医療を守るための取り組みに/令和8年2月定例月議会代表質問

地域医療を守るための取り組みについて

【質問】

 地域医療は、市民の安心・安全な暮らし、生命と健康を支える基盤であり、人口減少、高齢化が進む状況下において、地域医療体制を守るための取組が喫緊の課題です。

 医師、看護師をはじめるとする医療従事者の確保をはじめ、地域に必要な診療体制を維持、市民に必要なサービスの提供を続けるためには、市内の医療・介護福祉関連との連携のもと、将来を見据えた地域医療のビジョンを明確にすべきと考えます。

 市政方針において、看護師等確保総合対策事業の推進を進め、地域医療を支える人材確保に取り組むとしておりますが、地域医療体制の課題認識とその解決のための施策展開等地域医療を守るための取組について、市長のお考えを伺います。


【市長答弁】

・根室市の地域医療は、看護師不足の現状が病床運用を含めた診療体制のみならず、持続可能な経営を維持するうえで、最大の課題である。

・診療報酬など、国の制度動向が医療機関の経営に影響し得る点も踏まえ、 関係団体等との意見交換の場を通じた実情把握と対応策の展開が必要と認識をしている。 

・このため、根室市は、「地域医療を守り育てる条例」の趣旨のもと、医師会等との懇談会を通じて、看護師確保を含む現場課題について継続して意見交換を重ねる。 

・今後においても、看護師等確保総合対策事業を軸に、就業準備金や修学資金貸付制度の拡充、事業者支援などにより、官民一体となって、確保と定着を一体的に進める。

・引き続き、医師会等との意見交換も行いながら、地域医療提供体制の維持充実に向けた取組を進める。


【再質問】※再質問用に準備した原稿(質疑記録は議事録システムの対応をお待ち下さい)

【再質問1】

 医師会等との懇談会等を通じて、看護師確保を含む現場課題について継続して意見交換を重ねてきており、今後も継続、地域医療提供体制の維持・充実の努めるとのご答弁ですが、具体的にこれまでの協議からどの様な課題があげられ、その改善のために取り組まれた事業がどの様な効果を上げてきたのか、今後の対応としてとして、想定が実様な事項を現時点でどの様に想定されているのか?

【担当部長答弁】

医師会等との懇談会における具体的な協議内容とその対応につい

・医師会等との懇談会では、病床維持が看護師数に左右される中、慢性的な看護師不足、派遣依存、高齢化に伴う業務負担増、定着の難しさが主な課題。

・これらを踏まえ、根室市では令和5年度から「看護師等確保総合対策事業」を創設し、確保と定着を一体的に進めている。

・3年間で50名の看護師等が市内就職に繋がって、就業準備助成金の対象となっている。

・しかしながら、一定の効果は見られるものの、なお充足には至らず、構造的な人材不足は続いている。

・引き続き、多様な働き方の推進や補助者確保による負担軽減なども視野に入れつつ、医師会等と協議を重ね、必要に応じて制度の見直しを図る。

 

【再質問2】

 地域医療を守るためには1次医療から3次医療までどの様な体制で医療サービスを提供するのかの整理の必要であり、市内医療機関、市立根室病院、加えて、3次医療を担う釧路市と連携等も大事なテーマになるものと考えますが、この様な視点についても、精査されているのか?

【担当部長答弁】

・広域を含めた医療サービスの提供にあたっては、国のガイドライン に基づき北海道が作成する地域医療構想を踏まえての検討が必要と認識している。

・現行の地域医療構想は、団塊の世代が75歳以上となる2025 年を見据えて作成されたものであるが、現在、国においては、65歳以上人口がピークを迎える2040年度を見据えた、新たな医療構 想の作成に向け検討を進めていると承知している。

・国の『地域医療構想及び医療計画等に関する検討会』では、今年度中に新たな地域医療構想の考え方をとりまとめ、近く国がガイドライ ンを策定することとしており、これを受けて北海道が地域医療構想の改定作業に入ると伺っている。

・根室市としては、この作業における釧路圏域及び根室圏域の両地域医療構想会議において、サービス提供の あり方についてしっかりと協議をする。

【意見として】

 根室市は一市単独の2次医療圏であり、地域自ら必要な医療のあるべき姿、その提供の在り方を検討すべきであり、国や北海道の取り組みと並行、自ら、検討を進める必要があると考える。


【質問】

市立根室病院の診療体制と経営改善への取組ついて

 根室市は、1市単独で2次医療を担わなければならず、市立根室病院は、医療従事者確保対策が大変厳しい状況においても、救急告示病院、災害拠点病院としての機能、周産期医療等を担わなければなりません。

 本年の診療報酬改定による経営効果は、現時点ではまだ見えませんが、中長期財政収支試算では、今後も20億円を超える収支不足を見込み、一般会計が支えるとしておりますが、この多額の一般会計繰入金の圧縮も含め、しっかりとした経営分析のもと、国に対し地域の実情を伝え支援を求めるとともに、自ら改革目標を立て、経営改善に取り組み続ける必要があります。

 現状の診療体制の下での経営見通し、更には、必要とする診療体制が整った際の収支見通し、様々な経営改善策の取組に基づく経営改善を踏まえた、一般会計の支援の見通しについて、市長のお考えを伺います。


【市長答弁】

・市立病院は、地方公営企業として独立採算性の堅持が基本であるが、市内唯一の急性期入院機能を有する総合病院である。

・市民が必要とする医療を守り、提供する責務があることから、今後も安定した病院経営を行ううえで、収支均衡分を含む基準外繰出金については必要と考えている。

・また、令和12年度までの財政収支見通しにおける病院会計支出金については、今後必要とする診療体制等として、令和10年度以降、看護師不足に伴う病棟再編の解消により、3病棟135床体制への復帰を前提に試算した。

・しかしながら、引き続き厳しい医療環境が想定されるなか、適時的確な収支見通しの把握に努めることはもとより、経営・財務マネジメント強化事業への応募など独自の改善努力に努める。

・並行して、今後とも病院開設者の責務として、事業管理者と協力しながら、必要な財政措置等について、全国自治体病院協議会など医療関係団体や北海道市長会等と連携のうえ、国に対し所要の財源対策を強く要請する。


【再質問】※再質問用に準備した原稿(質疑記録は議事録システムの対応をお待ち下さい)

【再質問1】

 市立病院の診療体制として、看護師不足の解消を想定して令和10年度以降3病棟135床体制への復活を想定した収支見通で試算したとのことですが、復活が実現しなかかった場合は令和8年度、9年度同様25億円を超える一般会計の支援が必要になるということか?

→診療体制が整わなければ、現行同様の収支不足が想定される。

 

【再質問2】

 経営・財務マネジメント強化事業への応募など独自の改善努力を進めるとのお考えも示されましが、是非、実現していただきたい。この事業の推進にはどの様な効果を期待しているのか?

 

【再質問3】

 病院の診療体制として急性期医療を中心に3病棟の看護体制等人員配置を想定しているが、昨年秋に施設基準等を満たすことができず諦めた、地域包括ケア病床や医療療養病床も高齢化が進み地域実態を考えた場合、重要な機能と考えるが、この様な視点についての議論、調査・検討も必要と考えるが?

→現状の急性期医療体制の中で、地域包括ケア病床対象患者についても、在宅復帰を目指しフォローに努める。

 

【再質問4】

 一市単独で2次医療を担わなければならない根室市、不採算部門をはじめ、救急国j病院、災害拠点病院機能等々への対応を一医療機関、そして市単独で行うには限界があります。

 国の支援策を提案型で求める必要があると考えます、強く求める国に対する所要の財源対策について、どの様なお考えをお持ちか?

→ 地域医療の実態を道、国に訴えていく。議会との連携も必要であり協力を!


※一市単独で2次医療を担わなければならない市立根室病院。

※厳ししい実態を道・国に訴え支援の充実強化を求めていかなければなりません。

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