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二月定例月議会代表質問その6

超スマート社会を見据えたまちづくりへの取り組みの必要性について


【質問】根室市が目指す超スマート社会の目標設定について伺います。

 超スマート社会(Society5.0)は、交通・運輸、医療・介護、ビジネス等我々の暮らしのあらゆる分野において、格差なく、多様なニーズに対してきめ細やかに対応した「もの」や「サービス」を提供することのできる「新しい社会」です。

 根室市が抱える様々な課題解決、地域経済の活性化やまちづくり戦略において積極的に取り入れる姿勢が必要であり、行政が地域全体の先頭に立ち取り組むべきテーマであると考えます。

 そこで、はじめに、石垣市長が考える根室市が目指すべき超スマート社会とはどの様なものなのか、また、どの様な目標設定をもって取り組まれるのか、お考えを伺います。


【答弁】根室市が目指す超スマート社会についてでありますが、超スマート社会、いわゆる

ソサエティ5.0の到来は、新たな社会の姿でありAIやIoTなどの先進技術の活用により、少子高齢化や過疎化等社会が抱える様々な課題の解決・改善につながるものと認識している。

 そうした未来社会の姿を捉えつつ、当市においては、令和4年度からの「第3次地域情報化計画」の策定作業を進めているところであり、まずは、出来る限り早期に計画を策定のうえ、情報化施策の着実な推進に努めたい。

 

【質問】担い手である市民の参加・関わりにについて伺います。

 まちづくり推進の観点からも、市民サービスの各分野のデジタル化、データとデジタル技術を活用する業務スタイルの変革等地域課題の解決手段として積極的な取り組みが必要であり、超スマート社会への移行を支える、担い手である市民の参加・関わりの在り方が重要なテーマの一つになるものと考えますが、この点について、市長の見解を伺います。


【答弁】市民の参加・関わりのあり方についてでありますが、ソサエティ5.0に向けた変革期にある現在、地域の活性化と持続的な経済成長を達成していくためには、地域へのICT先端技術の社会実装が重要となります。

 また、人口減少・少子高齢社会における労働力不足を補い、地域が持続的に成長していくには、行政だけで進められるものではなく、市民や企業、団体等、地域全体で連携することが求められています。

 地域課題の解決や活力の創出、災害に強い体制づくりなどを目指し、通信基盤の充実を図るとともに、担い手の育成に向けた、市民や企業を対象とした各種説明会・相談会の開催などについて、検討を考えている。

 

【質問】3点目として、推進組織・体制の在り方について伺います。

 超スマート社会は、経済発展と社会的課題の解決へ向けた取り組みであり、様々な行政課題、地域課題の解決、まちづくり、地域の発展に繋げていかなければなりませんので、根室市としての「計画策定」とその推進するための体制・組織づくりも重要な課題と考えますが、この点について、市長の見解を伺います。


【答弁】超スマート社会を見据えた体制等についてですが、ソサエティ5.0の到来は、先進技術の活用により、社会が抱える様々な課題の解決・改善等に繋がる、新たな社会の姿であると捉えている。

 現在、将来を見据え、諸課題の解決はもとより、当市の活性化や発展などに繋げるための、各種情報化施策を掲げた「第三次地域情報化計画」の策定を進めているところであり、この計画も踏まえ、自治体DXを含めた情報化施策の着実な推進に資する組織体制等について、調査、研究を考えている。





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